『学び合い』研究におけるプロコトルの取り方は現役院生曰く「地獄」だそうです。
子供たち全員にICレコーダーをつけて、複数台のビデオカメラを設置。誰が誰に何を話したかを50分間記録して、それを聞くのに50分かかり、それが30人いれば1,500分必要。聞くだけではなくさらに文字起こしして分析や整理する時間が膨大に必要。それを1年間続けると。。。
これだけやれば、多くの学術研究者が弾き出せない正確なデータを取り出せるのもわかります。『学び合い』が「根拠オレ」ではなく、徹頭徹尾学術データに基づいていると言われる所以です。授業レベルではこれほど完成された理論と実践はないというか、他に見たことがないです（不勉強ならごめんなさい）。
天才ってごく稀にいて、その天才にしかできないことってあるかもしれません。でも、大部分の人は凡人です。誰でもできることを、誰も真似できない努力でやると結果が出るんだと思います。
