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ドイツの教育

オンラインゼミ(https://bit.ly/3lMsgHn)

ドイツは、ブルーカラーが大変高く評価されている社会。例えば、マイスターという資格を持ったブルーカラーの人は、一流大学を出た人と同等の尊敬を得られる存在。言葉は悪いけど、日本ではブルーカラーというのはホワイトカラーになれない負け組という位置づけが一般的。ドイツの良さは、両方選べるという段階でより個別最適化できるという点。


ちなみにドイツでは、10歳の段階で大学へ進学するかどうかをを判断する機会がある。「たかが10歳でそんな判断はきつくないか?」と思う人が多いだろう。でもよく考えると、今の日本の方がよっぽどきつい。全員に大学進学を前提とした教育を課しているから。大学で学ぶ学問体系を高中小と繰り下げているのが今のカリキュラム。だから、理系に進む人間に対して、ありおりはべりいまそかりを教えるし、文系に進む子に対して、天体の相対運動を教えている。源氏物語の研究自体は大切かもしれないけど、それをやるべきは最高学府レベルの研究者ですね。一般の学生が源氏物語を深く知ったところで、就職先からは重宝されない。


そういえば、自分に近しい小中学校の友達で明らかに勉強に不向きな仲間がいる。IQで言えば70前後かもしれない。その子に勉強を強いるのは拷問としか思えない。それならば、その子に対してその子に合った別の選択肢を選べる状態にしておいて、それを極めればその子なりに十分達成し得る道が多様にある社会の方がよっぽど良い。そういう意味ではドイツの教育は優れている。


5教科を教えるのが無意味とまで言わないにせよ、じゃあ何のためにとか、その必要性を問われたら、答えられる大人は少ないのではないだろうか?苦しい言い分が続いて、ないよりはあったほうがマシくらいのところに着陸しそう。でも、マシと思う理由は何だろう?少なくとも私にはわからない。


この呪縛を解くカギは何か?広域通信制フリースクールです(もちろんその中身を吟味することは必要ですね)。