ちょっとしたことがあり、長男坊と話をした。最初は軽い気持ちでお願いって感じで。
用事を済ませに外へ出た。時間が経つにつれて、なんかモヤモヤが強くなってきた。長男坊に嘘をついたわけでも、誤魔化したわけでも、圧をかけた言い方をしたわけでもない。でも、なんか気持ち悪かった。我が子といえど、そんなに軽々しく頼めることではないのではないかと。
家に帰り、長男坊ともう一度腹を割って話をした。私の本音はこうだと。我が子に対しては、誠実でありたいというか、きちっと向き合いたいというか。長男坊の雰囲気がさっきとは明らかに違う。伝わっているのだ。
長男坊は最後に純粋無垢な表情で「うん、わかった。がんばるよ」と返してくれた。おそらく本音だ。
何とも言葉にし難い貴重な時間。長男坊、ありがとう。
