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3/1オンラインゼミ振り返り

オンラインゼミ https://jun.edusalon.net

⚫️学級崩壊が起きるときは、賢い3人がいる。賢いとは?

→多くの場合は、学力の賢いに比例する場合が多い。その子たちは要領が良い。大人の腹を読む子が多く、たいていの場合は成績上位層。校長の言っていることがわけわからなくて、結局どうすれば良いのか聞かれるような、頼られる先生がいるが、その人たちがそっぽ向いたら、校長は浮いてしまうイメージに似ている。その3人は目立つようなことはしない。結局周りの子がその子たちの行動を真似する。ただ、影響を受けた子が暴言を吐いたり、反抗するのではなく、全般的にみんなが先生を馬鹿にする状態になると、黙っていた反抗的な子が自信を持って反抗するようになる。

⚫️現状維持が衰退につながる理由

→川を泳ぐ魚は泳がなくなったら下流へ流される。泳いでようやく現状維持になる。マジョリティとラガートは改善することはできても改革はできない。マジョリティとラガートは正しいか正しくないかの判断を、みんなが今までやってきたかどうかで判断するから。だから現状維持になる。

⚫️学校にまつわる法律の中には、クラスという言葉が存在しない。30人学級とは、「30人の学級を作りなさい」という意味ではなく、「30人で学級を形成できるだけの教員を配置しなさい」ということ。1人で60人の子どもを見ても全く問題はない。合同学び合いなら、1人で全校を見ることも可能。

⚫️「頭髪に制限をかけるべき、なぜならばそれが原因で学校が荒れるから」と主張する先生がいたら・・・

→法律にはどこにも書いてなくて、そのことを保護者に訴えられたらどうするか?と問えばよい。その人と戦うのではなく、仮想敵を別に作ってしまう。強制的な指導をしたら、法廷でやり合う羽目になる(学校側は勝てない)。教員は公務員だから、法に基づかないような指導はできない。「校則だから」と言ったところで、校則に法的な根拠はない。最終的に公序良俗において判断されるもの。長髪が許されている学校が周りにあるのに、うちの学校だけ長髪は公序良俗に反するということを、裁判所が判断するとは思えない。訴えられた時の責任は誰がとるのか。

⚫️同学年で学ぶメリットは?

→工業化社会においてはメリットがある。工業化社会は規格化された人間を安く大量に生産したい。規格化した知識を教えるならば、少数で均質な方が教えやすい。だから、同学年で学ばせている。でも、均質ということ自体が幻想。小1にも小6並みの子もいるし、その逆もいる。フリースクールや広域通信の良さを伝えていくのは、先生の役目。先生がやるべきことは学校を守ることではなく、子どもたちを守ること。

⚫️自分の希少性を高めるには?

→複数の自分の強みを掛け合わせる。100人に1人の武器があったとして、それを掛け合わせれば10,000分の1になる。

⚫️自分がこう思うと言った瞬間に、それがそうであってほしいという気持ちが生まれる。そうやって教えると定着する。子どもたちを関わらせて話をさせるのは、自分の意見を表明させることによって自分の意見が正しくあって欲しいと願いを持つようにすることが目的。あとは、話せば退屈しないのも理由の1つ。

⚫️どんな偉人でも、川の流れを変えることはできないけど、川の流れの勢いを変えることができる。『学び合い』は勢いを早めようとしている。

⚫️一人ひとりの子が自分の居場所を持てるわけではない。それは、集団の中で解決する。一人ぼっちでかわいそうとか、ごく少数の女だった子に対して考えてはいけない。一人ひとりの子はみんな業を抱えているし、それらを丸ごと解決する術を教師は持ち合わせていない。だから、その問題解決をするような集団を作らなければいけない。