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2/18オンラインゼミ振り返り

オンラインゼミ(https://jun.edusalon.net)

⚫️授業の課題はワクワクする方が良い?

→やれるもんならやってみろ(笑)そもそも誰にとってワクワクするのか?人間にとって最も普遍的な興味関心の対象は人。課題でワクワクするようなものを与えるのは無理。話してて楽しい、嬉しいような集団を作ること。

⚫️シンプルな課題が良い。先生がごちゃごちゃ言うと、子どもたちが考えて行動する余地がなくなる。任せるから頭を使ったりアイデアが出たりする。

⚫️目標と授業と評価はイコールでなければいけない。多くの学校は業者テストを使っているから、授業の目標は業者テストで全員が期待得点を取ること。だから、質の高い課題ではなく、業者テストの問題をもとに課題作りをすれば良い。

⚫️近くばかり見て遠くを見ないから、染まってしまう。色々悩んだら、このことが子どもたちの一生涯の幸せにどう関係するのかを考えること。そうすれば大抵のことはどうでも良いことばかり。

⚫️子どもの日記をチェックしたり、提出物をしっかりさせないとクラスの規律が崩れる?

→規律を守ることは目的ではない。規律を守れない集団はダメ。大抵の先生の過ちは、一人ひとりの規律を正そうとしてしまうところ。もし全員に守らせたいなら、宗教やファッショじゃないとムリ。日記が大事なら、日記をチェックする集団にすれば良い。

⚫️教員不足について、若手教員をたくさん採用することについて

→根本的な解決になっていない。若手教員がやめない、魅力ある職場にすれば良い。若手が定着しないのは、職員室の教育力が低下しているから。学級崩壊しても先生はやめないが、職員室で居場所がなくなったらやめてしまう。

⚫️1学年構成、2学年構成、3学年以上構成のグループがある時、班の会話の仕方や問題解決の仕方は、グループ構成によりピッタリ決まるという研究がある。

⚫️正しいものは正しい?

→自然科学で正しいか正しくないかは大自然の法則があり、その世界が決める。社会科学(教育を含む)の正しさは、その考えを正しいと思って行動する人が多いか少ないかで決まる。昔、マルクスエンゲルスの言っていることは正しいと思う人たちはたくさんいたが、ソビエト崩壊後にかなり勢いはおさまってしまった。教育の正しさは社会の変化で決まる。

⚫️管理主義が自由主義に勝てない最大の要因は?

→戦力が少ないから。問題解決のアイデアを出すのが管理主義は少数しかいない。授業も同じで教師の力量で決まる授業は、教師の力量が上限になってしまう。それを取っ払えば、教師を乗り越える可能性は十分ある。ただ、フィールズ賞を受賞するような問題に関しては、民主主義は成り立たない。アテネとスパルタの戦いでアテネが勝ったのは自由市民で結成されていたから。スパルタは1%の自由市民と99%の奴隷。奴隷に勝つ気はない。

⚫️ラガートにとってイノベーターはラガートか?

→意見の対立関係からすると、お互いヘンチョコなこと言ってると感じるから対極にある。イノベーターとアーリーアダプター、マジョリティとラガートの決定的な違いは、何かを達成するために苦労を厭わないというところ。マジョリティとラガートは苦労も失敗もしたくない。

⚫️学級崩壊には、賢い3人の子たちがいる。学び合いで学級崩壊の構造がわかれば、2時間で直せる。失敗のしようがない。

⚫️ミッションが共有されていれば、多様で多数は強い。抜けてるところを互いに補うから。一人ひとりのベクトルが違うと潰し合ってしまう。

⚫️集団の中に入れない子がいる。居場所がない

→繋がりを持つ力がないわけだけど、大多数の子はそんなもん。ミッションが共有されていなくて、クラス経営ができてない。人間は基本的に合わない人間と合わせる生き物ではない。『学び合い』は基本的にホモサピエンスの機能を用いて構築されている理論だけど、ホモサピエンスは繋がれる人間が150人程度(ダンバー数ですね)が最大。親子、兄弟、親友など過去に繋がった人など全体でそれくらいの数になる。だから、1年間で話す子が数人というのは、むしろ自然な状態。『学び合い』は多種多様な人と繋がるのが得であることを教えることで、その壁を打ち破る。どうであれ、クラス経営の問題。クラスの中のヒエラルキーの高い子が周りを巻き込むことが自分にとって得だということを理解しているかどうかが大切。

⚫️あらゆる問題を解決できるとしたら、それは大人ではなく子どもたち。できるかできないかはともかくとして、その意味をちゃんと語れば、わかる子は必ずいるし、その子が動き始めたら、それを褒めてやれば真似をする子も出てくる。それを繰り返し繰り返しやるだけ。

⚫️授業時間外で『学び合い』をやれるのは、かなり高度な集団。休み時間はミッションがない。これをやれる集団において、先生は何をしているか?生き方のレベルで語っている。いきなりこのレベルは無理だから、まずは授業レベルから入って、それができてきたら褒めてやって、もっと上を目指せると語れば乗ってくる子はいる。そこまでこれば、その子たちが次の手を考える。

⚫️普通の先生は問題が起きた時に、解決のイメージを頭に描こうとしている。こうやればこうなって、ああなって、こうなるだろう。。。そもそも先生が解決できるわけないと思えば、この部分は考えなくても済む。悩まなくて済む。そのかわり、解決できるとしたら子ども集団ということに確信を持つことが大切。解決するイメージを持つ必要はないし、しちゃいけない。先生がイメージを持ってしまうと、そこから外れたら、介入したくなってしまう。わからない自分は悪くないし、能力が低いわけではない。そもそもが無理であると覚悟を決める。知らないようにする。知ってプラスになることは何もない。