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卒業式

卒業式でした。まさか特別支援学校で卒業生を出させてもらえるとは思っていませんでした。

式典後の最後のホームルームでは、保護者も巻き込んで思い出や感謝をざっくばらんに語る時間にしました。笑いあり、涙あり。私が長々話すより遥かに素敵で濃い時間。

ある子から「先生、ハードル上がったね」と最後のありがたい?言葉を求められる。こういうとき担任って損な役回りだ。校長の式辞や来賓の祝辞、心のこもった送辞・答辞などなど、一通り良い話を聞いた後に、他に何を言えと・・・。予想はしていたことだけど、前もって話す内容を決めることはしなかった。その場で思ったことを、思ったままに話そうと。卒業式の担任の話などそうそう記憶に残るものでもないし、逆に卒業の日のこの短い話が記憶に残ってしまうならば、この1年間、一体何を彼らに語ってきたのかという話になりかねない。ここで何を語ったかはさほど重要ではなくて、1年間積み上げてきた関係が健全であれば、何を話しても彼らなりに解釈をしてくれるだろう。保護者には彼らの解釈を説明してくれれば良い。

1日終えて改めて「障害とは何だろう?」と考えさせられた。あの笑い、涙の中には私には到底及びもつかないような背景があるのかもしれない。

何はともあれ、生涯幸せに生きてくれることを心の底から祈る。卒業おめでとう。