オンラインゼミでの話。
うまい話し方に普遍性はない。組み立て順やポイントなどがあると思われがちだけど。どうしたら上手く話せるかのレベルは方法論に走りがち。
でも、一人前と名人では内容は同じでも全く印象が違う。大きな違いは声。名人は演じているのではなく、成り切っている。作為がなく素でしゃべっている。だから安心して聞くことができて、安心して聞けるから内容が入ってくる。名人じゃない人は作っているから迷いがありデコボコしてすんなりはいってこない。
よって、話し方で一番大事なのは、話している内容に確信を持てるかどうか。確信と思いがあれば、それは必ず声に現れる。そして人にはその声から何か情報を汲み取る力がある。確信を持つために多種多様な経験や本を読む。テクニックでどうこうなるものではない。
「うまい話し方には理論はない」というのが理論。声に現れる確信と思いの強さがすべて。
