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⚫️卵が先か、鶏が先か?
→生物学的には卵が先。生まれた後は遺伝子は変わらない。鶏がどの段階で鶏になるかどうかはわからないが、鶏と言われるような突然変異は受精卵で行われる。
⚫️親にその子のダメなところをわざわざ言わなくて良い。親もわかっている。言った瞬間に子どもの嫌いなんだと判断される。
⚫️保護者面談ですべきことは、その子のことを特別目をかけていると保護者に誤解してもらうこと
⚫️問題の解決の9割はAIが行う時代になる。人としての勝負所は欲求。幸せになりたいという気持ち。
⚫️長く生き続ける企業は自らを否定する。成功しているものを続ける、つまり改善する企業は長くは続かない。
⚫️教師がわからなければいけないのは、変わった企業やビジョナリーな企業のことを考えるよりも、凡人はやはり人的ネットワークで生き残ることがおそらく中長期で生き残る最善の道ということ。
⚫️教師には天才のことはわからない。理解する必要は全くない。天才は放っておいても生きられる。天才の邪魔をしてはいけない。
⚫️ホモサピエンスは社会生活をしている生物だから、同じ群れの他の個体のことを分析するように脳にプログラムされている。分析の対象は目の動きや嘘ついたら右を向くだとか。でも、それらは我々の脳の中にすでにある。オーラは出そうとして出るものではない。本気で語れば、発せられるものがあってそれらをわかる個体はいる。小技に走ってはいけない。小技に走る教師は子どもに見切られる。
⚫️個は変えられない→個は変えられない可能性が高い。稀に教師と子どもの相性が良い場合は変えられる可能性もある。可能性として、30人の子どもの中に1番相性が良い人がいる可能性と、たった1人の教師で相性が良いかといえば、明らかに子どもの方。これは認知的ギャップから見ても明らかに子ども。特に教師にとって手のかかる子は、フィットする可能性は低い。教師がやればうまくいくかもと思ってしまうと、あれこれ手を出したくなるから、個は変えられないときつく言っている。
⚫️株の方が債券よりリターンは高い。債券は面倒。政策金利が変わると、ガラッと変わってしまう。アンテナを高くしていなくてはならない。
⚫️我々は急流の中を生きている。足るを知ってももがかないと流されてしまう。泳いで現状維持。毎日やる必要はないけど、自分や家族に負担にならない程度のことで自分にできることをやり続けるのが良い。
⚫️子どもが活発に動いていれば、『学び合い』なのか?
→動いているかどうかは関係ない。全員達成しているかどうか。課題が超簡単ならば、誰も動かない。子どもは必要だから動く。学び合っていることが『学び合い』なのではなくて、全員達成を目指しているから『学び合い』。それを目指している時に子どもの多くが使う方法が『学び合い』。
⚫️伝え合うことで深い学びに繋がるのか?
→その疑問を持つ人が、何をもって深い学びと定義するのか。
⚫️平均点はいくらでも誤魔化せる。中の下の子にドリルを徹底すればよいだけ。下位層は残ってしまう。全員が期待得点以上を取るには、『学び合い』以外に方法はない。
⚫️算数ができるのが偉いのか?支援学級の先生が算数ができることが良しとするのであれば、子どもたちは救いがない。教師は学校の成績を相対的なものと理解しなければならない。