⚫️標準時間数を減らすのは、教員が集まらないから。ただそれは誤差のうち。
⚫️大人になってからの人間関係は同僚であって友達ではない。
⚫️集団の再現性の高さを担保するものは何?
→統計的なもの。分散の式が答え。一人ひとりの子どもは分散が大きいけど、平均すれば小さくなる。すごく手のかかる子はいるけど、10人みんながすごく手のかかる可能性はどれくらいか。30人ならどうか。すごく手のかかる子は甘く見ても10分の1。30人みんながすごく手のかかる可能性は10分の1の30乗。人数が多くなればなるほど、統計的に割合は小さくなる。大変な子がいると同時に、確実に頼れる子もいる。
⚫️文脈依存性・領域固有性からして、知識にはインデックスがつく。インデックス同士を紐付けしているものは何か?
→インデックスを紐付けしてるのはインデックス。どういう時に学んだかという状況がインデックス。1つの知識は経験に関しては1つしかない。
⚫️教師にはその子、そのことを解決する力はない。寄り添いたい気持ちがあるのは仕方ないけど、それに囚われると、できる子が教師を見捨てる。
⚫️気になる子がどうなるかを忘れる。教師にはどうにもできない。クラスの中のリードする子に思いを伝えるのが出口。その子を救いましょうでは動かないから、この集団で幸せになるにはどうしたらよいかを問えば良い。信じると出口が見えてくる。
⚫️ヒエラルキーの高い子は必ずわかってくれると信じる。
⚫️1対1の関係に原則はあるかもしれないが、我々は1対30に対応しなければいけないから、原則を知ったところで意味がない。
⚫️人に異質な人と付き合いたいという欲求はもともと備わっているのか?
→備わっていない。簡単なことをやっているときに、異質な人と関わりたいとは思わない。大変な時だからこそ関わる。遺伝子レベルの話ではない。