この仕事をしていると子どもたちから
「緊張しやすいんですけど、どうしたらいいですか」「気持ちの波が激しいのをどうしたらなおせますか」なんてことをよく相談されます。一昔前までは、ああしたら良いとか、こうしたらあまり良くないなんて受け答えをしていましたが、今はそんなことは言わなくなりました。
その代わりに子どもたち同士を繋いでいます。その方が解決する可能性は高いし、今後も解決し続けられる可能性が高いからです。子どもたちのやりとりを見ているのが楽しいのも大きな理由です。大人にはおよそ理解しかねるような解決策を用意してくれますから。
結局、子どもたちのことは子どもたちの方がよく見えているということでしょう。自分が子どもだった頃のことを思い出すとやけに腑に落ちます。大人になると、なぜこれがわからなくなるのか不思議です。