❓My Hatena❓

毎日更新チャレンジ^_^

面談

卒業を間近に控えた高3生の三者面談。

保護者からの話。「障害があり、中学は支援級でずっと1人のクラスだった。学校行事でも、いろいろな役割があったけど、大変そうなのは周りの子たちがすべてやってくれた。簡単な役割を与えてくれた。高校に進学する時は、「学力からしてこの学校(今通っている学校)は厳しいだろう」と学校関係者や行政の方など、いろんな方からアドバイスをいただいた。それでも、この学校を選んだ。希望していたクラスには入れなかったけど、すごく成長したと思う。敷居が高いと思ったこの学校に来たことは、この子にとって良かったのでしょうか。」と問われた。

3年間、本人も保護者もいろんな思いや葛藤があったことだと思う。まずは本人に「お母さんはそう言ってるけどどう思う?」と聞くと、「すごく良かったと思う」と答えてくれた。彼なりにこの選択を正解に作り上げた3年間だったのだと思う。

何を伝えようか、どの言葉を選ぼうか、慎重になりかけたけど、やめた。飾る必要はない。今感じていることを素直に、誠実に伝えれば良いと直感的に思ったのだ。ゼミに参加し薫陶を受け、仲間に恵まれ、たくさん刺激をもらってきた。言葉に自分の心が乗っかることを信じて話し始めた。

彼とその家族の幸せを祈る。残り1週間、大切な時間を過ごそう。