❓My Hatena❓

毎日更新チャレンジ^_^

大人にできることは

中学校の教科成績に従って、高い方から進学型普通高、進路が多様な普通高、職業高校、夜間定時制高校と、序列的に進学先を決定しているとしたら、それは大きな誤り。「中卒より高卒、高卒より大卒。同じ高校、大学だったら偏差値の高い方が良い」、または「地方は仕事がなくて都会に就職すれば豊かになる」という呪縛から教師も子供も保護者も逃れなければならない。この呪縛を解かなければ、これから劇的に人口も経済も縮小していく社会で、意味のない教育投資をしてしまい、子供の貴重な時間を奪い、奨学金と言う高額の借金を子供に負わせ、結果的には、その子が非正規雇用にしかつけないという結果を量産してしまう状況に陥る。

これは実際に今現在、社会の中で大量に起こっていること。大学進学者の約半数が奨学金を借りており、大学卒業時の奨学金の借金が5,000,000円にのぼるような学生はザラ。さらに奨学金返済が困難な状況に陥った社会人は330,000人を超えている。その330,000人のうち約6割が常勤ではない。すでに「大卒の方が良い人生が送れる」というモデルは破綻している。